Flow Festival 。
それは21世紀のヘルシンキーひいてはフィンランドのアートと音楽を語る上で外すことのできない、最も重要なフェスティヴァル。
2004年、わずか数組のアーティストのみからスタートしたそのフェスティヴァルは10年余の時を経て、北欧有数のフェスティヴァルへと進化を遂げました。

舞台はヘルシンキ中央駅の北東に位置する火力発電所の跡地、Suvilahti(スヴィラフティ)。広大な敷地にいまも存在する多くの遺構が現代的なデザインでデコレートされ、敷地内の11の会場で100組を超えるアーティストが出演、音楽・アート・映像が美しいマリアージュを生み出し、祝祭的な非日常空間の中、連日満員の人々を楽しませました。

2016年のFlowは、Massive Attack、イギーポップ、モリッシー、New Order、ジェフミルズ、Sia、Kamasi Washingtonといった国外の大物や、国内のベテラン〜若手まで非常にバラエティに富んだラインナップ。

本稿では2016年のFlow Festivalの各日程について、o-moroが注目したアーティストを中心にご紹介してまいります。

追って随時更新予定!

“o-moro” Music From Finland、リニューアルをするすると言いつつなかなか進んでいない現状です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はいま、ヘルシンキでこの記事を書いています。

取材と商談が目的なのですが、ここしばらく色々と思うところがあり、ある種自分探しの旅というか、光を求めてというか、そのような暮らし向き。

…あっ、

初めましての方、初めまして。

北欧フィンランドの音楽を紹介する、
“o-moro” Music From Finlandの、シオミと申します。

2008年ごろから、ゆったりとしたペースで、フィンランドの音楽を紹介したり、音源を売ったり買ったり卸したり、書いたり話したりDJしたり、いろいろと活動しております。

よく、

なぜフィンランドの音楽なのですか?

と、聞かれることが多いのですが、それはなぜかというと、圧倒的に、

「個性的で素晴らしい音楽があるから」
「それをもっと広めたいと思うから」

に、つきます。
出会いは偶然。そんなものです。

まだリニューアルの終わらないこのサイトで、どしどし面白いフィンランド音楽を紹介していきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

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