【サーミの伝統歌ヨイク。エレクトロとの見事な融合】
北欧の北極圏より北部に住む民族、サーミ。その伝統唱法"ヨイク"の継承者、Wimme(ヴィンメ)の2010年の作品が本作、"Mun"(Meの意味)である。
元々自然との交信等に用いられていたヨイクであるが、現在その継承者たちはそれぞれの方法で、さらに音楽的に発展させることを試みている。
Wimmeはフィンランドのフューチャージャズユニット"RinneRadio"のTapani Rinneらと共に、ヨイクとエレクトロニクスとを融合し続けており、本作でもいわゆるヨイクらしい響きや即興性を残しつつも、強い個性と現代性を発揮している。
また本作ではゲストとして、同じくヨイクシンガーで2009年に来日したUlla Pirttijärviをはじめ、2010年フィンランドフェストに来日するラッドグループLepistö&LehtiのベーシストPekka Lehti、
ベテランジャズピアノ/ハープ奏者のIro Haarla、レーベルUdumood Musicを主催しTechno/Dubシーンで活躍するパーカッショニストTeho Majamäkiなど各界の第一人者が数多く参加。
その独創的な音楽の形成に、強力に寄与している。
【曲目】
1 Soahkesuovva
2 In mun du
3 Ruovdi
4 Don leat
5 Paris
6 Máššu
7 Sohka
8 Lottit
9 Ale
10 Iđitguovssu
11 Áiti